事例 NANSO+家電リサイクル|指定引取場所の運営と廃家電の輸送を担う

南総通運では、家電リサイクル法にもとづき、不要になった家電4品目(エアコン、テレビ・液晶テレビ、冷蔵・冷凍庫、洗濯機・乾燥機)の引き取りを行う「指定引取場所」を運営しています。さらに、引き取った廃家電をリサイクルプラントへ輸送。循環型社会形成の一助となるべく、積極的にリサイクル業務に取り組んでいます。

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事業のはじまり

家電リサイクル法施行当初から、家電リサイクル業務に貢献

家電リサイクル法は、2001年4月に施行された廃棄物の適正な処理と資源の有効な利用を図るために、定められた法律です。家電4品目を対象に消費者、小売業者、家電メーカーなどが役割分担してリサイクルを推進することが義務づけられています。
南総通運では、家電リサイクル法が施行された2001年から指定引取場所の運営とリサイクルプラントへの運搬を開始。限りある資源を循環させ、持続可能な社会を実現するために、20年以上もの間、日々コツコツと取り組みを続けています。

事業について1

法令を徹底遵守した、迅速・丁寧な指定取引場所運営。

メーカーや個人が、不要になった廃家電を処分するために持ち込む場所が指定引取場所です。
南総通運の指定取引場所である茂原支店には、1日に300〜500個もの廃家電が持ち込まれます。持ち込まれた大量の廃家電を適正に引き取り、検品した後、家電リサイクル券システムへ登録。メーカーや品目ごとに仕分けして、リサイクルプラントへ輸送します。安全に正しくリサイクルされるよう、家電リサイクル法の知識を持ったスタッフが迅速・丁寧に作業を行います。

<主な業務内容>
・引き取り・検品
・品目別仕分け・コンテナ管理 ・家電リサイクル券との照合(数、品目、メーカー)
・家電リサイクル券システムへの入力と送信
・廃家電品の保管、管理
・指定取引場所からリサイクルプラントへの輸送(家電製品協会参照)

事業について2

Aグループ、Bグループ両メーカーを扱う地域の拠点

家電リサイクル法における家電リサイクルはA、B2つのグループにメーカーが分かれていて、全国各地に指定取引場所があります。南総通運は、Aグループ、Bグループ双方の指定取引場所になっています。メーカー、各種類、数量、大きさなどを登録。メーカー、種類別に仕分けをしてリサイクルプラントに運搬することで、廃家電製品の再商品化に貢献しています。